University Information

キャンパスについて

UCLAのキャンパスはロサンゼルスのダウンタウンから西に行った太平洋から8km、Westwoodという地区にあり、すぐ北には地元ではビバリーヒルズとともに有名な高級住宅地のBel Airに隣接しています。

面積は419エーカー（1.7平方キロ）に174の建物があります。10校あるUC Systemのキャンパスの中では下から数えた方がはやい狭いキャンパスですが、それでも端から端まで歩くと25分かかります。キャンパスの中には無料のバスが走り遠い教室への移動、寮や駐車場への往復に使われています。皇居付近の地図と並べてみるとキャンパスの広さが分かります。

Google EarthよりUCLAのキャンパス

Google Earthより東京都心（上記写真と同じ縮尺）

Royce Hallという古い建物がUCLAの象徴となっています。ここではコンサートで使用する大ホールがあり、ロサンゼルス・フィルのレコーディングなども行われるほどの音響がよいホールです。また、Royce Hall内でも教室が多くあり、主に文系の科目の授業が行われています。

Powell LibraryはRoyce Hallの向かいにあり、中は映画に出てくるような雰囲気の図書館となっています。

キャンパスの南には有名なUCLAの病院があります。全米の病院のランキングでは堂々の3位に入ったばかりです。また、エンジニアリングをはじめとする理系の分野の研究所はキャンパスの南に存在します。キャンパスの中央のRoyce Hall付近はMBAプログラムのＡｎｄerson Schoolの美しい校舎があります。北には主に文系の学生とアートや映像系の建物が存在しています。

またキャンパスから離れた場所にはUCLAの日本庭園がありロサンゼルス市民の憩いの場となっています。http://www.japanesegarden.ucla.edu/

生徒の数

学部生の総数は約25,500人、内留学生は約950人。大学院生は約12,200名、インターンとレジデントは約1,600人という規模です。

日本人留学生の数はおそらく100名前後と思われます。

新入学・学費

2007年9月の入学総数は4600名、出願数は記録的に多く50,744名ありました。

UCLAは私立大学ではないため、カルフォルニア州在住の学生は学費をかなり節約することができます。留学生は外部の扱いになりますので約3倍の授業料を支払います。

学費は年々上がってきており、現在では一学期で9,400ドルかかります。一年で3学期分の授業料が必要となります。

アカデミックス

UCLAは118の学部プログラムと200の大学院プログラムがある総合大学であり、どれもがトップレベルを誇る狭き門となっています。また、MBAプログラムではAnderson School of Management、法学のLaw School、医学のMedical Schoolは常時上位にランクインしています。教授陣は4,016人という数です。

図書館

UCLAの図書館は米国内でトップ10に入り、蔵書数は約800万冊、キャンパスにはPowell LibraryとResearch Libraryを中心にいくつもの図書館あります。東京の国会図書館が600万冊超という情報があります。

図書館には日本に帰国したかのように感じる日本語の本も多数置いているEast Asian Libraryがあり、全米一の規模を誇ります。その他、マイクロフィルムなども多くあり、リサーチには最適の環境です。図書館には活版印刷の初期の何百年前もの本が最近出版された本のすぐそばに並んでいるのはとても面白いものです。試験前にもなれば窓際に並んでいる机はすべて学生で埋まります。

UCLA Extension UCLAエクステンションとは

UCLAには入学の選抜がない生涯教育の場としてのクラスをすべての社会人や学生に提供しているUCLA Extensionがあります。UCLAに通学して英語のESLクラスを取っている学生はUCLA　Extensionで勉強しています。さまざまの分野のコースは年に4500もあり、生徒の数もUCLAの学部生、大学院の生徒とは別に60,000人います。英語のクラスはもちろん、デザイン、語学、マーケティング、広報、建築、コンピューターなど様々なコースが提供されています。クラスは1日のプログラムから、長いものもあり、会社の希望に応じてカスタマイズされたクラスも提供しており、またクラスによっては学位取得の単位として数えてもらえるものもあります。地域社会への貢献としても非常に大きな役割を果たす教育機関です。