滝波純一さんの(Class of 2003)留学体験
東レ株式会社を経て、現在ボストン・コンサルティング・グループ勤務。
UCLA Anderson Schoolへの留学を考えていらっしゃる方に、意思決定にあたって何かしら参考になればと思い、私の経験を紹介させていただきます。
【なぜAndersonか】
私がAnderson Schoolを選んだ理由は大きく3つです。1つ目、学校の強みと、そこから学べること。2つ目は、LAという場所からの学びの可能性。3つ目は、家族です。
まず1つ目の学校の強みとそこから学べることについて。Anderson Schoolは、様々な強み・ユニークさを持っていますが、私にとっては、Entrepreneurship と Technology がポイントでした。アントレ領域におけるAnderson Schoolの強さは、私が留学したときも、今も変わっていません。最強の教授陣に加え、その強みに惹かれて集まってくる起業家精神旺盛な学生達と学ぶことから得られる刺激は、何物にも変えられません。在学中に起業するような学生もいる中で、大企業にどっぷりつかっていた私は多いに刺激をうけましたし、多くのことを学びました。
Technologyについてですが、MBAで学ぶTechnology Managementに加え、米国でも屈指のUCLA Engineering Schoolでの学びがあります。学びといっても、勝手に授業に行って、聴講していただけですが、いろいろな刺激や情報が得られましたし、多くの友人もできました。
2つ目のLAという場所からの学びですが、例えば、LAは多くの日本人が起業を目指してやってきます。LAにはそのような人たちが集まった「一旗会」というグループがあり、留学中、私も参加させていただきました。そのようにリアルにビジネスを立上げ/成功させ/あるいは苦労している人たちと、一緒に学べる場が、LAにはあります。また、有数のエンターテイメント起業が集まるLA、ハイテクのシリコンバレー、バイオのサンディエゴなど、西海岸ならではの地の利の良さも、学びの機会を大いに広げてくれました。
3つ目の家族ですが、当時3歳と5歳の子どもがいましたので、家族も楽しめる、というファクターも重視しました。その点で、LAは、おそらく世界中でもNo.1の環境でしょう。ディズニーランドには、何十回いったか分りませんし、サンタモニカで泳いだり、ビバリーヒルズでショッピングしたり、ハリウッドで映画を見たり、はたまた、ナショナルパークで自然に親しんだり。家族にとっても、人生観を変えるほどの充実した2年間になりました。
【UCLA Anderson Schoolで得たもの】
Anderson Schoolで得たものは、何と言っても、生涯の友と、人生観を変えるほどの刺激です。
ここでの友達は、日本人、外国人問わず、一生涯の友ですし、今も最も信頼が置ける仲間です。Anderson Schoolの先輩も後輩も、不思議なくらいすぐに仲良くなり、また交流が続きます。 今でも、頻繁に情報交換し、お互い刺激しあっています。
また、Anderson Schoolでの学び・刺激や、LAで過ごした2年間の刺激、そこでであった人たちから得た刺激は、私だけでなく、家族にも大きな影響を与えています。私がキャリアチェンジをしたのも、留学で得た刺激がきっかけでしたし、妻も、ここで得た刺激が契機となって、最近薬局を開業するに至りました。子どもたちも、アメリカが大好きになり、今もことあるごとに、アメリカに引っ越したいと言っています。
【さいごに】
UCLA Anderson Schoolでの2年間は、きっと皆さんにも多くの刺激と学びの場になることと思います。 留学を考えていらっしゃる方それぞれ皆さんがベストな選択をされ、その結果UCLAに留学されたなら、UCLA同窓会やUCLA Anderson Schoolのイベントでお会いできること、楽しみにしています!
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